スワイプの合間から

某所のUIデザイナーの備忘録

セブ留学中の勉強は過酷なのかそれてもチョロいのか。

前回の記事でセブ島留学報告をしました。

今回は学校での授業や勉強法を説明したいと思います。

power4games.hatenablog.jp

1日のスケジュール

  • 6:40~8:00 モーニングスパルタ
  • 朝食
  • 8:40~10:15 リスニング
  • 10:25~12:00 ライティング
  • 昼休憩
  • 13:00~14:35 リーディング
  • 14:45~16:20 選択授業
  • 16:30~18:05 スピーキング
  • 夕食
  • 19:00~20:35 イブニングスパルタ

ざっとこんな感じです。

人によって授業の科目が前後しますがモーニングとイブニングのスパルタは固定です。

ちなみにスパルタ授業は最初の1ヶ月は全日程出席が義務となり

休むと警告1となります。(警告は2〜4で退学扱いだったかな…)

 

これ+宿題がもちろんあるので

就寝1時、起床5時半

という生活になってました。

(私の場合そこまで宿題はなかったですが…)

授業構成

授業はフィリピン人講師による完全英語で進行されます。

先生たちは大学も卒業していて、優秀な方々が揃っているので、訛りなどは心配ありません。

  • グループ授業: リスニング、リーディング
  • 個人授業: スピーキング、ライティング

グループ授業では、同じスコア目標の人たちでクラス分けされるので

目指す理由は様々なので、英会話の練習になります

ここで友人作りはしやすく、勉強の悩みも打ち明けられたり後々の生活の支えになります。

 

教材は基本的にケンブリッジの問題集を使用していました。

Cambridge IELTS 11 Academic Student's Book with Answers: Authentic Examination Papers (IELTS Practice Tests)

Cambridge IELTS 11 Academic Student's Book with Answers: Authentic Examination Papers (IELTS Practice Tests)

 

こうやって束ねて配布されてたので1分野につき、めちゃくちゃ分厚いし重たいし

自習室に積んでたりもしんたんですが、席のキープが禁止ということであえなく撤退

部屋に置いて休み時間中に取りに行くということをしていました。

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授業はIELTS対策特化型

先にも述べたように、IELTSという試験のスコア獲得のために留学したので

IELTSとはなんぞやということについては、以下参照ください。

www.eiken.or.jp

リスニング

ひたすら聞いて問題を解く。

設問の単語と実際に会話中で出てくる単語は同じものではなく類語のためその解説

またイギリス英語のため、アメリカ英語とは違う単語いわゆる方言の解説を集中的にしてくれます。

聞き間違いに皆んなで大ウケしたり。

リーディング

リーディングはどちらかというとテクニカルな部分を教えてもらうような内容でした。

  • 問題を解く順番
  • 設問を先に読んで、キーワードを拾っていく
  • キーワードの広い方
  • 類語の解説
  • TRUE/FALSE/NOT GIVENの法則

などなどなど…Academicの分野は教育・科学・建築・生物・スポーツなど多岐にわたるため

しばしばクラスメイトとそれに対して議論したりで、たまに授業がつぶれたり笑

政治の話はけっこう熱かったですね…

誤解のないように、決して争ったりや陰険な雰囲気にはなりませんでしたので(悪しからず

(当時、トランプ大統領候補やパククネ元大統領の話など盛り上がってたので)

ライティング

こちらも書き方のテクニックやアイディア出しなどを中心に行いました。

目標点数が点数ですので、書き出し方などある程度テンプレートに当てはめたり

いかに語彙力豊富に見せられるか(jobをoccupationに言い換えたり)等々

議題についても上記で挙げた通りのため、そもそも知識がなければ書けないことも多いので

英語の前に自分の常識や知識量が問われます。またそれに対して意見を持ち得ているのかも肝です。

担当してくれた先生とは仲良くなってよくフィリピンのお菓子などもらってました笑

スピーキング

IELTSの試験を模して授業は進みます。

自己紹介から〜TOPIC1、2まで抑えていきます。

文法、発音や流暢さ等、特訓していきます。個人的にかなり伸び悩んだ分野です。

日本語で考えられるけど、英語になると単語が出てこない。

今まで考えたこともないようなことを聞かれる。

(花をモチーフにしたお祭りはあなたの国にありますか?など)

どちらかというと自国の文化に聞かれるとトンと答えられなかったので、とても恥ずかしく思いました。

お祭りで七夕とか答えたりしても「起源が中国」と言ったら

アウトー!!

ですからね・・・

オフトピック文法間違い、少しでも間が入ってしまうなど

たまに先生から指摘が入るととがんじがらめになって何も喋られなくなったり

流暢さはとにかく英文を音読・音源で発音を確認・録音の繰り返しを行いました。

授業についていけたのか 

初めの2週間は本当に凹みました。

完全英語の生活にいきなり切り替えて、頭がパンクするわ痛いわ。

慣れない海外生活で体調不良になるし、さらに勉強の習慣もつけないといけない。

(英語がっつり勉強するなんて受験勉強以来でそんな十年以上前・・・)

 

これはもう体力と気力の勝負です。

あとは基本は知っている前提で進行するため、そもそも先生が言う単語が分からず

周りは学生で勉強に慣れてるなど・・・

入って3日目くらいで

 

あ、これヤバイ

 

となって、慌てて繋がらないwifiにイライラしながら自分で電子書籍を購入

そこからやっと少しずつ追いついていけるようになりました。

その勉強法については、記事が長くなってしまったのでまた後日。

 

結論を忘れてたんですが・・・

全然チョロくない。めっちゃ過酷です

 あ、でも楽しんでそれなりに勉強はしてましたよ。