スワイプの合間から

某所のUIデザイナーの備忘録

村上隆の五百羅漢図展に行ってきた話

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撮影可!アートディレクションも見られるお得な展覧会

村上隆の画風が好きかと言われると・・・ぶっちゃけそこまででもなく

彼の芸術性は優れているだろうけれども、どうにもそこまで理解ができる類のものではないなぁ…

と個人的に思いつつも

Twitter村上隆の展覧会が評判良かったので見に行ってみました。

五百羅漢とは

釈迦が入滅後に第一回の経典結集の際に集まった聖者500人だそうです

はー・・・そんなに集まったのか・・・物語ぽいですね・・・

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五百羅漢の絵自体は会場後半でした。大きな絵が壁一面にあるだけでも壮観です。

色鮮やかでポップなんですが和も感じられるし、宗教画にも見える不思議な感じでした。

個人的にはこっちが目玉

羅漢図のあとはメイキングコーナーというか、なぜか資料集や指示書の展示もありました。

村上隆は実際に絵を描くというよりアートディレクションなんですね。

まぁ、そりゃそうだよなぁ・・・と思いつつ

この指示書の文言に震える・・・

いや、これ本当に展示していいのかな?って思う程度に暴言が・・・

絶対これ自分が仕事したら怖くて胃が縮み上がりそうなんですが、すごく勉強になりそうだなと思いつつ

それでも逃げ出す間だろうかとも考えました。

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また日本画を描くにあたっての資料展示もありました。

なかなかこれはやはり、ベースの設定って芸術にするにしてもそれをテーマにするからには同じ地盤ではないといけないのかなと。

歴史の再現ですね。これは

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大学時代のインタビュー映像等もあり、彼の思考に触れることができ

なかなか興味深い展示でした。

いつもあのお花と目玉のポップカルチャー的な絵しかイメージがなかったので。

余談ですが

今回、展覧会を見るにあたって気になった混雑度

こちらのサイトを見てある程度目星をつけて行きました。

最近だとTwitterの投稿を分析してその展示会の混雑状況をほぼリアルタイムに知れることができるんですね。

未来的だわ

ただビックデータの利用はいいのですが個人の視点だと、常に監視されている不安もある程度出てきてはしまいますね。

これ見ると普通に行ってきたよー!って顔写真も掲載されているので・・・

まぁ、でも便利ではあるので休日に展示会行く際は活用できるといいのでは